最後の総会
第5回名古屋開府400年記念事業実行委員会
第5回名古屋開府400年記念事業実行委員会
事業の総括を語る荒俣宏ゼネラルプロデューサー名古屋開府400年を盛り上げた「名古屋開府400年記念事業実行委員会」最後の総会が、2011年2月28日名古屋市公館で開催されました。
「名古屋開府400年記念事業実行委員会」は開府400年を祝うため、市民団体、経済団体、行政等を中心に2008年6月に設立された組織です。作家で博物学者の荒俣宏氏をゼネラルプロデューサーに選任し、開府400年を盛り上げる仕掛けをこらしてきました。
総会では、議事に先立って、記録映像を上映。はち丸の誕生から、吹雪の中のオープニングセレモニー、こども☆Cityや大山車まつりなどをこれまでの活動を駆け足で振り返りました。
経済波及効果248.4億円、はち丸出動回数延べ518回
経済波及効果248.4億円の試算続いての事業報告では事業成果として、事業全体の経済波及効果が248.4億円(総事業費約5億円の約50倍)とする試算が事務局から報告されました。(※三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社による試算)
開府400年マスコットキャラクター「はち丸」は平成22年の4月1日から12月31日までの期間に369のイベントに参加。出動回数は延べ518回にのぼる大活躍で開府400年のPRに貢献しました。またおもてなし武将隊とともに毎日名古屋城に登場したことや記念イベントなどの効果で名古屋城入場者数は年間156万人、前年比21%増となりました。
今後の展望
出動回数延べ518回の大活躍を見せたはち丸2010年大活躍した「はち丸」と「名古屋おもてなし武将隊」は次年度も名古屋城を拠点に活動し、引き続き名古屋の魅力を発信します。「はち丸」と「名古屋おもてなし武将隊」の人気を下支えした関連グッズ・商品も民間企業らによって次年度も制作され、公式アンテナショップも営業を継続予定となっています。
「夢なごや400」で市民から集めた名古屋の「埋蔵金」は冊子やDVDとしてまとめられます。
また開府400年を記念して実施した「NAGOYAアカリナイト」は次年度以降も継続を目指して取り組みが続けらます。
とにかく騒いだ量は一番
以上の事業報告を含む3議案が約40名の委員らに承認され議事が終了。荒俣宏ゼネラルプロデューサーは「他の自治体に比べれば予算の規模は小さかったけれど、とにかく騒いだ量は一番だった」と名古屋開府400年祭の事業を総括し、最後の総会は閉会しました。