なごや☆子どもCity2010 ワークショップ 第8回
2010年8月に吹上ホールで開催される「なごや☆子どもCity2010」に向けたワークショップが4月25日、中小企業振興会館第3会議室で開催されました。
ワークショップは2009年8月から行われており今回で8回目。この日のワークショップは、自分がやりたいお店の内容を考える「大町内会議」とまちのルールや大きな課題について各班ごとに考える「各班企画会議」の二本立て。
ワークショップ冒頭では新メンバーの増員を受け、これまでの活動や運営形態をスライドを使って紹介。また、スライド後に子ども執行部会議(班長会議)から会議で決定した内容の報告が行われました。
電車やバスの運営について熱心に話し合う子ども実行委員今回の増員により子ども実行委員会は総勢73人に拡大。73人が6班(仕組み、お金、マスコミ、スマイル、ショップ、まちデザイン)に分かれ、8月の開催に向けて準備を進めています。
お店(仕事)の内容を考える「大町内会議」は前回行ったワークショップと同内容ですが、今回はお店のレイアウトや必要なものについてなどを書き出し、より具体的に検討されました。
休憩後の「各班企画会議」では各班でそろそろ決めなければならない問題(お金班の場合、お金の種類や税の仕組みなど)を優先順位の高いものから順番に話し合い、決めていきました。
なごや☆子どもCity2010
「なごや☆子どもCity2010」は2010年8月に2週間、吹上ホールに誕生する子ども達の手による「子どものまち」です。子ども達が自分たちで都市計画や住民自治などの「まちづくり」を行い、職業体験などを通して社会の仕組みを楽しみながら学習する事を目指し企画されました。
「なごや☆子どもCity2010」は名古屋開府400年祭の記念事業です。「なごや☆子どもCity2010」は名古屋開府400年子ども実行委員会の「まちづくりグループ」が中心となっての企画を進めています。子ども実行委員会には他にも「未来グループ」「環境グループ」「お祝いグループ」の3つのグループがあり、それぞれの視点から開府400年について考える活動を行っています。
「なごや☆こどもむら2009」動画
なごや☆こどもむら2009
2010年8月に開催される「なごや☆子どもCity2010」に先だって2009年9月23日、名古屋市公会堂で「なごや☆こどもむら2009」が開催されました。
子ども達はホール入り口でパスポートを作り、村内でのルール説明を受けてから入村します。入村した子ども達は、まずハローワークで自分のやりたい仕事を探します。仕事が決まると就職して仕事に従事します。
仕事内容は警察(落とし物や迷子の解決)、デザイン事務所(シールやバッジの制作・販売)、写真屋さん(記念写真の撮影)、お菓子屋さん(綿菓子、クッキー、せんべいの製造・販売)、まちづくりや(木や紙で町を作る)、銀行(村の紙幣の造幣、給料の支払窓口)など多岐にわたります。
仕事を終えた子どもは村の銀行に行き、振り込まれているお給料を受け取ります。このお金を使って村の中のお店で好きなものを買うことができます。
たくさんの子ども達で村は賑わい、ハローワークには一時、仕事を探す子ども達の長い列ができるほどでした。
2010年8月には「こどもむら」を期間も規模も拡大して「なごや☆子どもCity2010」が開催されます。