なごや☆子どもCity2010 ワークショップ 第11回
2010年8月に吹上ホールで開催される「なごや☆子どもCity2010」に向けたワークショップが2010年7月4日、名古屋市北区の北生涯学習センターで行われました。
お店のレイアウト変更の要望を会場図の上に書き加えていくワークショップは2009年8月から実施されており、今回で11回目。
この日のワークショップは前回に引き続き、担当するお店(仕事)ごとのグループに分かれて計画内容を話し合う「大町内会議」を行いました。
「大町内会議」は、開会中参加する子どもたちが仕事をするときに迷わないよう、お店の仕事内容や店舗計画についての仕様書を作成するための話し合いです。
この日の会場には、実際にお店の大きさを実感できるよう段ボール製のブースが設置されました。子どもたちはグループごと順番にブースに入り、お店の形やレイアウトを自分の体で確かめながら話し合いを進めました。
アイディアを出す中でお店の場所や大きさの変更が必要になったグループは自分たちの要望を会場図に書き加えていました。
なごや☆子どもCity2010とは
「なごや☆子どもCity2010」は2010年8月に2週間、吹上ホールに誕生する子ども達の手による「子どものまち」です。子ども達が自分たちで都市計画や住民自治などの「まちづくり」を行い、職業体験などを通して社会の仕組みを楽しみながら学習する事を目指し企画されました。
「なごや☆子どもCity2010」は名古屋開府400年祭の記念事業です。「なごや☆子どもCity2010」は名古屋開府400年子ども実行委員会の「まちづくりグループ」が中心となっての企画を進めています。子ども実行委員会には他にも「未来グループ」「環境グループ」「お祝いグループ」の3つのグループがあり、それぞれの視点から開府400年について考える活動を行っています。
「なごや☆こどもむら2009」動画
なごや☆こどもむら2009
2010年8月に開催される「なごや☆子どもCity2010」に先だって2009年9月23日、名古屋市公会堂で「なごや☆こどもむら2009」が開催されました。
子ども達はホール入り口でパスポートを作り、村内でのルール説明を受けてから入村します。入村した子ども達は、まずハローワークで自分のやりたい仕事を探します。仕事が決まると就職して仕事に従事します。
仕事内容は警察(落とし物や迷子の解決)、デザイン事務所(シールやバッジの制作・販売)、写真屋さん(記念写真の撮影)、お菓子屋さん(綿菓子、クッキー、せんべいの製造・販売)、まちづくりや(木や紙で町を作る)、銀行(村の紙幣の造幣、給料の支払窓口)など多岐にわたります。
仕事を終えた子どもは村の銀行に行き、振り込まれているお給料を受け取ります。このお金を使って村の中のお店で好きなものを買うことができます。
たくさんの子ども達で村は賑わい、ハローワークには一時、仕事を探す子ども達の長い列ができるほどでした。
2010年8月には「こどもむら」を期間も規模も拡大して「なごや☆子どもCity2010」が開催されます。