2010年8月8日から22日の15日間、吹上ホールで開催される「なごや☆子どもCity2010」開催に向けたワークショップが2010年7月25日、名古屋工業大学の講堂で行われました。
なれない仕事にとまどいながらもお客さんに対応する銀行と税務署の予行演習時の様子今回で最後となるワークショップでは、本番を想定した予行演習が実施されました。
予行演習を行ったお店(仕事)は、ハローワーク、なご☆新聞社、名古屋子ども建設、コスプレランド、学び舎那古野、ジュースバー、なご☆City銀行、税務署の8つ。
子どもたちは「子どもCity」に入るための申込書の記入から始まり、ガイダンスで街のルールを学び、ハローワークで仕事を探し、お店で働き、銀行で給料を受け取って、お金「みゃあ」を使って楽しむ、という一連の流れを体験。
実際にやってみて、これまで話し合ってきたお店の運営方法の良かった点、問題点など気づいたことを各自が付箋に書いて貼り出して共有しました。
7月20日現在での事前登録者数が9,471人に上っており、会期中は大変な混雑が予想されています。
なごや☆子どもCity2010とは
「なごや☆子どもCity2010」は2010年8月に2週間、吹上ホールに誕生する子ども達の手による「子どものまち」です。子ども達が自分たちで都市計画や住民自治などの「まちづくり」を行い、職業体験などを通して社会の仕組みを楽しみながら学習する事を目指し企画されました。
「なごや☆子どもCity2010」は名古屋開府400年祭の記念事業です。「なごや☆子どもCity2010」は名古屋開府400年子ども実行委員会の「まちづくりグループ」が中心となっての企画を進めています。子ども実行委員会には他にも「未来グループ」「環境グループ」「お祝いグループ」の3つのグループがあり、それぞれの視点から開府400年について考える活動を行っています。
「なごや☆こどもむら2009」動画
なごや☆こどもむら2009
2010年8月に開催される「なごや☆子どもCity2010」に先だって2009年9月23日、名古屋市公会堂で「なごや☆こどもむら2009」が開催されました。
子ども達はホール入り口でパスポートを作り、村内でのルール説明を受けてから入村します。入村した子ども達は、まずハローワークで自分のやりたい仕事を探します。仕事が決まると就職して仕事に従事します。
仕事内容は警察(落とし物や迷子の解決)、デザイン事務所(シールやバッジの制作・販売)、写真屋さん(記念写真の撮影)、お菓子屋さん(綿菓子、クッキー、せんべいの製造・販売)、まちづくりや(木や紙で町を作る)、銀行(村の紙幣の造幣、給料の支払窓口)など多岐にわたります。
仕事を終えた子どもは村の銀行に行き、振り込まれているお給料を受け取ります。このお金を使って村の中のお店で好きなものを買うことができます。
たくさんの子ども達で村は賑わい、ハローワークには一時、仕事を探す子ども達の長い列ができるほどでした。
2010年8月には「こどもむら」を期間も規模も拡大して「なごや☆子どもCity2010」が開催されます。