子ども達が都市計画! なごや☆子どもCity ワークショップ
2010年8月に吹上ホールで開催される「なごや☆子どもCity2010」に向けたワークショップが1月31日、ナディアパーク6階の子ども・子育て支援センター(758キッズステーション)で開催されました。
模造紙の上に色紙やサインペンでまちをデザインしていく「なごや☆子どもCity2010」は2010年8月に2週間、吹上ホールに誕生する子ども達の手による「子どものまち」です。子ども達が自分たちで都市計画や住民自治などの「まちづくり」を行い、職業体験などを通して社会の仕組みを楽しみながら学習する事を目指し企画されました。名古屋開府400年の記念事業にもなっています。
ワークショップは2009年8月から行われており今回で6回目。この日のワークショップでは吹上ホールに作るまちのデザインについて検討されました。作業は6班に分かれて行われ、班内で意見を出し合いながら約50分の1の模造紙の上に色紙やサインペンを使ってカラフルなデザイン案が作られました。
その後、各デザイン案を班ごとに発表し、それぞれのデザイン案の共通点や対立点を整理したうえで討議が行われました。
「なごや☆こどもむら2009」動画
なごや☆こどもむら2009
2010年8月に開催される「なごや☆子どもCity2010」に先だって2009年9月23日、名古屋市公会堂で「なごや☆こどもむら2009」が開催されました。
子ども達はホール入り口でパスポートを作り、村内でのルール説明を受けてから入村します。入村した子ども達は、まずハローワークで自分のやりたい仕事を探します。仕事が決まると就職して仕事に従事します。
仕事内容は警察(落とし物や迷子の解決)、デザイン事務所(シールやバッジの制作・販売)、写真屋さん(記念写真の撮影)、お菓子屋さん(綿菓子、クッキー、せんべいの製造・販売)、まちづくりや(木や紙で町を作る)、銀行(村の紙幣の造幣、給料の支払窓口)など多岐にわたります。
仕事を終えた子どもは村の銀行に行き、振り込まれているお給料を受け取ります。このお金を使って村の中のお店で好きなものを買うことができます。
たくさんの子ども達で村は賑わい、ハローワークには一時、仕事を探す子ども達の長い列ができるほどでした。
2010年8月には「こどもむら」を期間も規模も拡大して「なごや☆子どもCity2010」が開催されます。