子ども達がお店を企画!
なごや☆子どもCity2010 ワークショップ
なごや☆子どもCity2010 ワークショップ
2010年8月に吹上ホールで開催される「なごや☆子どもCity2010」に向けたワークショップが3月14日、ナディアパーク6階の子ども・子育て支援センター(758キッズステーション)で開催されました。
B案。格子状の道で細かくエリア分けがされている。会場は吹上ホールの外まで拡張されている。D案。8の字型の大きな道でエリアを分けている。B案と同じく会場が外の駐車場まで拡張されている。ワークショップは2009年8月から行われており今回で7回目。この日のワークショップでは前回検討したまちのデザイン案の決定と、子どもCity内のお店(仕事)の企画案作りが行われました。
まちのデザイン案は、前回子ども達から出されたアイディアをもとに、青年サポーターが4案を作成。その4案から子ども達と青年サポーターらの投票で決定案を選びます。投票の結果、格子状にたくさん道路が並ぶB案と、8の字型の太い道路で大きくエリアわけされたD案が同票となり、決選投票の結果、D案に決定しました。
青年サポーターと一緒にお店のアイディアを書き出していくお店(仕事)の企画案作りでは、各班内でそれぞれ担当するお店を決めてグループを作り、グループ内で話し合いながら仕事のアイディアを紙に書き出していきました。
1時間企画を練った後、それぞれ企画を考えた子ども達が企画内容を発表しました。
交通機関の発表では動力源や材質、車両の大きさや駅の数など、銀行では支店の数や従業員数などを予想来場者に合わせて考えるなどそれぞれ具体的な企画内容が発表されました。
なごや☆子どもCity2010
「なごや☆子どもCity2010」は2010年8月に2週間、吹上ホールに誕生する子ども達の手による「子どものまち」です。子ども達が自分たちで都市計画や住民自治などの「まちづくり」を行い、職業体験などを通して社会の仕組みを楽しみながら学習する事を目指し企画されました。
「なごや☆子どもCity2010」は名古屋開府400年祭の記念事業です。「なごや☆子どもCity2010」は名古屋開府400年子ども実行委員会の「まちづくりグループ」が中心となっての企画を進めています。子ども実行委員会には他にも「未来グループ」「環境グループ」「お祝いグループ」の3つのグループがあり、それぞれの視点から開府400年について考える活動を行っています。
「なごや☆こどもむら2009」動画
なごや☆こどもむら2009
2010年8月に開催される「なごや☆子どもCity2010」に先だって2009年9月23日、名古屋市公会堂で「なごや☆こどもむら2009」が開催されました。
子ども達はホール入り口でパスポートを作り、村内でのルール説明を受けてから入村します。入村した子ども達は、まずハローワークで自分のやりたい仕事を探します。仕事が決まると就職して仕事に従事します。
仕事内容は警察(落とし物や迷子の解決)、デザイン事務所(シールやバッジの制作・販売)、写真屋さん(記念写真の撮影)、お菓子屋さん(綿菓子、クッキー、せんべいの製造・販売)、まちづくりや(木や紙で町を作る)、銀行(村の紙幣の造幣、給料の支払窓口)など多岐にわたります。
仕事を終えた子どもは村の銀行に行き、振り込まれているお給料を受け取ります。このお金を使って村の中のお店で好きなものを買うことができます。
たくさんの子ども達で村は賑わい、ハローワークには一時、仕事を探す子ども達の長い列ができるほどでした。
2010年8月には「こどもむら」を期間も規模も拡大して「なごや☆子どもCity2010」が開催されます。