なごや☆子どもCity2010 ワークショップ 第9回
2010年8月に吹上ホールで開催される「なごや☆子どもCity2010」に向けたワークショップが2010年5月16日、名古屋市北区の青少年交流プラザで行われました。
ワークショップは2009年8月から行われており今回で9回目。
この日のワークショップでは、最初に執行部(子ども実行委員の班長・副班長)からの報告、その後前回に引き続き「各班企画会議」を実施しました。
ショップの内容や商品の値段について話し合う子どもたち執行部からの報告では、「なごや☆子どもCity2010」の対象年齢や市長選挙のスケジュール・投票方法、就労時間など執行部会議で話し合われた議案の報告が行われました。また前回マスコミ班から完成報告のあった3つのシンボルマークの発表が行われました。
今回の各班企画会議の検討議題は下記表の通り。
仕組み班 |
議会と市長のそれぞれの役割、関係を考える
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まちデザイン班 |
各ブースの大まかな配置を考える
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お金班 |
税のしくみ、お金のデザイン、種類、印刷枚数、預金通帳のデザインを考える
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マスコミ班 |
まちで発行する新聞のイメージを考える
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ショップ班 |
ショップの内容を考える
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スマイル班 |
イベントカレンダーを作る
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紙で作ったまちの区割り案を掲げてまちのデザインを発表約90分間、6班でそれぞれ各議題についての話し合いや作業が進められました。
まちデザイン班は会場図の上に折り紙や段ボール、カラーテープなどを使ってまちの模型を製作。 マスコミ班は新聞のレイアウト案を各自で紙に描いてそれぞれの案を見ながら新聞のフォーマットデザインの大枠を決めていきました。
会議後、会議の成果が各班から発表されました。まちデザイン班の発表には他班の子どもたちから多くの質問が挙がり盛り上がりを見せていました。
なごや☆子どもCity2010
「なごや☆子どもCity2010」は2010年8月に2週間、吹上ホールに誕生する子ども達の手による「子どものまち」です。子ども達が自分たちで都市計画や住民自治などの「まちづくり」を行い、職業体験などを通して社会の仕組みを楽しみながら学習する事を目指し企画されました。
「なごや☆子どもCity2010」は名古屋開府400年祭の記念事業です。「なごや☆子どもCity2010」は名古屋開府400年子ども実行委員会の「まちづくりグループ」が中心となっての企画を進めています。子ども実行委員会には他にも「未来グループ」「環境グループ」「お祝いグループ」の3つのグループがあり、それぞれの視点から開府400年について考える活動を行っています。
「なごや☆こどもむら2009」動画
なごや☆こどもむら2009
2010年8月に開催される「なごや☆子どもCity2010」に先だって2009年9月23日、名古屋市公会堂で「なごや☆こどもむら2009」が開催されました。
子ども達はホール入り口でパスポートを作り、村内でのルール説明を受けてから入村します。入村した子ども達は、まずハローワークで自分のやりたい仕事を探します。仕事が決まると就職して仕事に従事します。
仕事内容は警察(落とし物や迷子の解決)、デザイン事務所(シールやバッジの制作・販売)、写真屋さん(記念写真の撮影)、お菓子屋さん(綿菓子、クッキー、せんべいの製造・販売)、まちづくりや(木や紙で町を作る)、銀行(村の紙幣の造幣、給料の支払窓口)など多岐にわたります。
仕事を終えた子どもは村の銀行に行き、振り込まれているお給料を受け取ります。このお金を使って村の中のお店で好きなものを買うことができます。
たくさんの子ども達で村は賑わい、ハローワークには一時、仕事を探す子ども達の長い列ができるほどでした。
2010年8月には「こどもむら」を期間も規模も拡大して「なごや☆子どもCity2010」が開催されます。