名古屋開府400年祭の締めくくりをLEDの「アカリ」 で彩るイベント「NAGOYAアカリナイト」が2010年12月17日より、久屋大通公園一帯で開幕しました。
「ありがとう」を伝えるテレビ塔や市民参加の「アカリコンテスト」も開催
久屋大通公園もちの木広場にある虎のオブジェとテレビ塔今年、電波塔として最後のクリスマスを迎えるテレビ塔では、メールやツイッターから「ありがとう」のメッセージを投稿するとテレビ塔がその気持ちを特別なライトアップで伝えてくれるイベント「Heart Tower」が連日17時30分から23時まで(25日は21時まで)実施されます。
もちの木広場やオアシス21などでは、「アカリの巨大オブジェ」を展開。尾張藩士で画家兼文筆家としても活躍した猿猴庵(えんこうあん)の記録絵本を元に、約200年前に名古屋で行われた見せ物興行を現代に再現。オアシス21に設置されている竹細工の「獅子」の他、LEDで光る「虎」「鳳凰」「龍」がもちの木広場、エンゼル広場、久屋広場に配されています。
テレビ塔そばの「さかえ川」周辺では市民が作った創作アカリが並んでいます。期間中、人気投票を受付け優秀作を競う「アカリのコンテスト」が実施されており、10チームが参加しています。
LED工作教室
楽しげにランプに装飾を加えていく親子 18日(土)・19日(日)、テレビ塔の会議室でLEDを使ったクリスマスランプを作る工作教室が開かれました。
この工作教室はLEDを用いた参加型の学習企画「アカリのアカデミー」の1つ。名古屋を中心に「地域密着型の生涯学習」・「新しい地域コミュニティづくり」を行っている大ナゴヤ大学の授業の1つとして実施されました。
18日の第1回目の授業には7人の小学生とその保護者が参加。子どもたちは先生を務めるパナソニック電工(株)の布谷秀嗣さんの説明を真剣に聞きながら、円筒型のクリスマスランプを組み立てていきました。完成したランプを暗室に入れ、点灯するとどの子も満足げな表情を浮かべていました。
「アカリのアカデミー」ではそのほか、音楽と映画のイベント「LEDアカリフェス」(24日)やファッションショー(25日)、トークナイト(25日)シンポジウム(22日)なども開催されます。
NAGOYAアカリナイトは25日まで。
主催は名古屋開府400年記念事業実行委員会とNAGOYAアカリナイト実行委員会。
| ||||||||||