名古屋開府400年祭オープニング記念コンサート - Network2010

名古屋開府400年祭のオープニングを飾る記念コンサートが2010年1月17日（日）中京大学文化市民会館オーロラホールで開催されました。

開府400年のスタートを祝う今回のコンサートは、昨年のプレコンサートに出演した名古屋フィルハーモニー交響楽団に加え、『名フィル ☆ ユース ☆ オーケストラ』が出演しました。『名フィル ☆ ユース ☆ オーケストラ』は公募で集まった名古屋の中高生奏者と名フィル楽団員による混成楽団。開府400年祭のテーマ「未来の子どもたちへ」の趣旨を反映する目的で企画されました。参加した中高生らは11月から本番まで、4回にわたって名フィル楽団員から指導を受け、練習を重ねてきました（第1回練習、第2回練習、第3回練習、第4回練習、前日リハーサル）。

『名フィル ☆ ユース ☆ オーケストラ』全員で演奏した「夢、つなごう なごらっチョ」コンサートは2部構成で、第1部は名フィルによる演奏。名古屋市歌や交響曲「名古屋」など名古屋にまつわる曲も演奏されました。休憩後、中高生達の練習過程を撮影した映像が上映されました。第2部は、名フィルによる演奏が1曲行われた後、『名フィル ☆ ユース ☆ オーケストラ』が登場。ハチャトゥリアン：組曲「仮面舞踏会」、シベリウス：交響詩「フィンランディア」、ボブ佐久間：煌めきの未来へ の3曲が披露されました。

『名フィル ☆ ユース ☆ オーケストラ』の演奏後、登壇した河村たかし名古屋市長は「スケートは世界一が出ましたけれど、音楽ではまだちょっと世界一が出とらんもんで、是非あんまり先生の言うことを聞かずノビノビやってちょーよ」と学生達に激励の言葉をかけ開場の笑いを誘っていました。
市長のコメント後、『名フィル ☆ ユース ☆ オーケストラ』全員で「夢、つなごう なごらっチョ」が演奏され、はち丸と市長も踊りで参加し、にぎやかなエンディングとなりました。

バウンドケーキも人気を集めた『しゃち』グッズの展示ロビーでは開府400年にちなんだ展示やバザー、記念グッズの販売などが行われ、賑わいを見せました。「堀川文化を伝える会」は高さ1メートル近くある「名古屋名所うちわ絵」20枚や多種多様な『しゃち』グッズを展示。障がい者の施設・団体によるバザーも人気を集め、木工品やバウンドケーキ等が販売されました。

名古屋開府400年記念事業実行委員会事務局が、名古屋開府400年祭オープニング記念コンサートと名フィル ☆ ユース ☆ オーケストラの活動の軌跡を記録映像にまとめ、DVDで有償頒布を予定しています。

名フィル☆ユース☆オーケストラ練習開始
名フィル☆ユース☆オーケストラ 第2回練習
名フィル☆ユース☆オーケストラ 第3回練習
名フィル☆ユース☆オーケストラ 第4回練習
名フィル☆ユース☆オーケストラ 前日リハーサル
名古屋フィルハーモニー交響楽団