石取まつり(名古屋市西区南押切)

【動画】石取まつり

INDEXへ
名古屋城初開門式1月
名古屋中国春節祭1月
国府宮はだか祭2月初旬
尾張徳川家の雛祭り2月下旬~
名古屋東照宮祭4月
長篠合戦のぼりまつり5月初旬
ナゴヤ エキトピアまつり5月初旬
名古屋城古武道大会5月初旬
堀川フェステイバル5月
石取まつり(名古屋市)5月下旬
堀川まつり6月上旬
桶狭間古戦場まつり6月初旬
設楽原決戦場まつり7月初旬
西尾まつり7月中旬
刈谷万燈祭7月下旬
名古屋みなと祭花火大会
豊浜 鯛まつり7月下旬
一宮七夕まつり7月下旬
尾張津島天王祭7月下旬
須成祭(蟹江町)8月初旬
岡崎観光夏まつり花火大会8月初旬
日本ライン花火大会8月中旬
火おんどり8月中旬
三好大提灯まつり8月下旬
三河一色 大提灯まつり8月下旬
せともの祭り9月
炎の祭典9月中旬
名古屋まつり10月中旬
大須大道町人祭10月中旬
椿 フェスタ10月下旬
長久手警固祭不定期秋
秋葉大祭火渡り神事12月
名古屋の大晦日と新年

2009年5月23日・24日、名古屋市西区南押切にある津嶋神社の祭礼「石取り祭り」が行われました。このお祭りは毎年5月の第4土曜日、日曜日に行われています。

西区南押切にある津嶋神社の祭礼は、昭和10年まで近隣地区と同様に神輿(みこし)による祭礼が行われていました。昭和10年、桑名から祭車4台を譲り受けたのを機に石取まつりが行われるようになりました。 からくり山車が多い名古屋地区では珍しい石取型の祭車です。ご本家桑名の石取まつりと同様、鐘と太鼓を激しく打ち鳴らし町内を練り歩きます。
女性会、子供会など地区住民の協力も盛んで祭りが近づくと神社の境内で子供たちが鐘、太鼓の稽古にいそしむ姿が見られます。 戦後、祭車のうち1台は桑名に返還され、現在は3台の祭車で祭りが行われています。

この地区は、戦前は軍需工場の靴を生産しており、戦後も名古屋地区で最大の靴生産地として発展してきました。現在では靴の生産も下火となりましたが、「町の活性を取り戻すためにも石取まつりの担う役割は大きい」と語る石取山車保存会長 安藤博さん。
保存会のみなさんは、先人によって培われた祭りの伝統を後世に伝承する使命感に燃えており、名古屋開府400年の記念事業にも参加したいと意気込んでいました。

地図

to page top