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インタビュー要約
ヤマトタケルノミコトの時代に大火が起こり鎮火の手伝いをしたのが秋葉大権現様です。熱田神宮には草薙の剣を奉納し、境内の一角に秋葉社という祠(ほこら)が作られ火の神様として崇拝されました。関東ではカマドの神様として荒神(こうじん)様が知られていますが、この東海地区では秋葉信仰が強く、秋葉様をお祀りしているところが多いと思います。
円通寺は、室町時代に静岡県にある曹洞宗の普済寺の末寺として誓海義本(せいかいぎほん)大和尚を開祖に迎え再興されました。
秋葉三尺坊大権現の御神体は神殿の祭壇の奥深く鎮座されていますが、秋葉様に御仕える75体のお天狗さんがおり、そのなかの二大天神と呼ばれる二体が祭壇前方左右にお祀りされています。残りの73体は祭壇の裏側にお祀りされています。
秋葉大祭は毎年12月16日に行われます。その由来は円通寺が曹洞宗の寺院として再興された時、誓海義本(せいかいぎほん)大和尚の名声を聞き修行に来た僧侶の中に、人間に姿を移した秋葉大権現三尺坊がおりました。数十年間の修行ののち悟りを開かれ、その時感激のあまり天狗の姿を現し秋葉大権現三尺坊であることを告げて、この寺を護持する意思を表し闇夜に消えてゆかれたと伝えられており、その日が旧暦の11月16日ということで、現在は新暦の12月16日に行っております。この1日の行事を総称して秋葉大祭と申しております。 現在、火渡り神事をされているのは御岳教の方々ですが、秋葉様を敬い信仰する人たちが奉納の意味をこめて火渡り神事を始められたと考えております。