子どもだけの子どものまち開幕
子ども達の手による「子どものまち」、『なごや☆子どもCity2010』が2010年8月8日、吹上ホールにて開幕しました。開催期間は8月8日から22日までの15日間で高校生までの子どもが対象。対象者は無料で楽しめます。
テープカット後両手を挙げる河村市長と荒俣ゼネラルプロデューサーオープニングセレモニーには河村たかし名古屋市長、作家で名古屋開府400年祭ゼネラルプロデューサーの荒俣宏さん、開府400年マスコットキャラクターはち丸が登場。初代なごや☆子どもCity市長の桜山さんと共に記念のテープカットを行い『なごや☆子どもCity2010』が開幕しました。
『なごや☆子どもCity2010』は名古屋開府400年祭の記念事業の1つで、企画・運営を名古屋開府400年記念事業子ども実行委員会が行っています。
遊びと体験のまち
きしめん屋さんで働くこども子どもたちはまちに入る前にまず市民登録を行い、市民証とお金「100みゃあ」を受け取ります。次にまちのルールについてのガイダンスを受け、まちに入ります。
まちでの過ごし方は大きく分けると「仕事をする」「学ぶ」「遊ぶ」3種類です。「仕事をする」「学ぶ」では仕事後・勉強後に給料として通貨「みゃあ」が支払われます。遊ぶでは「みゃあ」を使って買い物やゲームなどを楽しむことができます。
図書館や水族館、警察に電車・バス、銀行、飲食店、市役所、神社など多様な仕事が準備されているうえ、新たに自分のお店を開くことも可能です。
選挙や議会も
8月12日、『なごや☆子どもCity2010』の新市長を決める市長選挙が行われました。7名の立候補者の内、当日欠席だった1名を除く6名で市長の座が争われました。
当選した青山市長と8名の議員立ち会い演説会に合わせてお店も全て閉店し、会場の広場に市民が集合。候補者6名は高台の上から順番に演説し、自分が市長になったら『なごや☆子どもCity』をどうしたいかや、自分はどういう人間かなど、政策や意気込みを広場に集まった市民に語りかけました。
演説会終了後、広場に候補者の名前と顔写真が貼られた投票箱6つが設置され、自分の気に入った候補者にペットボトルキャップ1票を投げ入れる形で投票が行われました。
開票の結果、中学1年生の青山さんが当選。また、同時に募集していた市議会議員候補は定員割れのため8名全員当選となりました。
8月13日より8名の議員と市長合わせた9名で議会を開催し、今後のまちの運営を話し合っていきます。
概要
日時 |
平成22年8月8日(日)~22日(日 )
12時30分~17時(12時受付開始)
※入れ替え制の場合や来場者が多数で入場できない場合もあります
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場所 |
吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)
地下鉄桜通線吹上駅5番出口から徒歩5分
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参加費 |
無料
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主催 |
名古屋開府400年記念事業実行委員会
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企画・運営 |
名古屋開府400年記念事業子ども実行委員会
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