制作状況

  • 2013年3月8日

    沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第13講 如意界隈 第7回「庚申待──岳桂院」

    夕陽が境内に差しこんでいる。楠の大木が夕陽に染まっている。岳桂院を尋ねる時には、楠の大木をめがけて歩いてゆけば、しぜんと行きつくことができるであろう。それにしても立派な大木だ。幹まわり二メートル、高さ二十メートルはある。鳥のさえず...

  • 2013年3月4日

    「義直桜」「春姫桜」お披露目式

    5月29日の公開がせまる名古屋城本丸御殿の一部完成と名古屋城文化フォーラム設立20年を記念して、名古屋城二の丸広場に桜の木が2本、お披露目されました。2本の桜は初代藩主徳川義直公とその正室春姫にちなみ「義直桜」「春姫桜」と名づけら...

  • 2013年3月4日

    佐屋街道 愛西市

    佐屋街道は東海道の脇往還として七里の渡しの欠航時や船酔いを嫌う旅人に利用され大いににぎわった。 愛西市に入るとすぐに源頼朝が勧請したと伝えられる日置八幡社の鳥居が見えてくる。 すぐ近くにある明通寺は尾張藩祖徳川義直が鷹狩りの途...

  • 2013年3月3日

    公開せまる! 名古屋城本丸御殿復元工事と障壁画復元模写展Ⅱ

    2013年5月29日に玄関・表書院の公開となる名古屋城本丸御殿では、着々と復元工事が進んでいます。 素屋根内では、表書院と溜之間の屋根のこけら葺き作業が終り、第1期と隣接する第2期工事部分の屋根組が始まっていました。 ...

  • 2013年3月1日

    伊那街道 豊川市

    小坂井町の東海道と交差する場所が伊那街道の起点。 周辺には莬足神社や五社稲荷社がある。 莬足神社は7世紀後半頃に建てられたといわれ 稲の豊作を願った「田まつり」、風に対する信仰を寄せた「風まつり」が行われる。 五社稲荷社は...

  • 2013年3月1日

    沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第13講 如意界隈 第6回「冬の蝶──堀田天神」

    コスモスの花が風にゆれている。菊の花も蕾を開いたばかりだ。鶏頭のまっ赤な花が、今を盛りと咲いている。如意の住宅地の中に、広大な畑が残されている。畑には野菜が片隅に少し植えてあるだけで、残りの土地は花畑となっている。花畑の上を一匹の...

  • 2013年2月27日

    伊那街道 新城市

    長篠の戦で功績を挙げた長篠城主奥平貞昌は信昌と改名。 徳川家康の長女亀姫と結婚し新城城を築城、長篠城 から移り住んだ。 これが現在の地名の由来となっている。 庚申寺を過ぎると橋向の石柱道標が建っている。 伊那街道と、遠州・...

  • 2013年2月25日

    中山道 加納宿

    河渡の渡しで長良川を越え堤を登り、中山道へはいる。鏡島を1km程進んだ左手に 乙津寺(おっしんじ)の参道がみえる。 乙津寺は、千手観音像を彫刻して安置したときに始まる。その後、弘法大師が当地に滞在、 寺を乙津寺と名づけ、七堂...

  • 2013年2月22日

    岐阜街道 笠松町

    笠松町は、古くから木曽川の水運に恵まれ交通、経済の要衝として発展し、 美濃郡代笠松陣屋、県庁などが置かれ本県政治発祥の地として 栄えた。 木曽川を渡り笠松渡船場に着くと笠松渡船場石畳を上る。 大八車の車輪が道に食い込まない...

  • 2013年2月22日

    沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第13講 如意界隈 第5回「如意の富士山──富士塚」

    アパートの前に土を高くもった広場がある。広場の中には、小さな石碑が建っている。石碑を守るかのように、樹々が茂っている。(※編集部注:2012年12月の写真取材時には石碑はなく塚も写真のように一部しか残っていません。) 「昔は...