制作状況
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2013年6月7日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第15講 福徳・中切・成願寺 第2回「花の白雪ふり残る──聖徳寺」
『尾張名所図会』は、聖徳寺を次のように紹介している。 福徳村にあり。天台宗、野田密蔵院の末寺。隣村成願寺は安食重頼、法名常観の菩提寺であるので、安食庄内の本寺で、この寺および中切村乗円寺等、みな常観寺の支院であったが、今は本...
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2013年5月31日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第15講 福徳・中切・成願寺 第1回「矢田川の砂──八龍神社」
こんもりと茂った森が見える。あれが八龍神社に違いないと思って歩いていく。福徳・中切・成願寺の三郷地区を歩いていて、鬱蒼(うっそう)とした森が見えれば、まがうことなく神社だ。その土地の守り神が祀られている場所を鎮守の森という。三郷地...
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2013年5月29日
名古屋城本丸御殿玄関表書院公開 名古屋城まるはち博覧祭開幕(2013年5月29日)
2013年5月29日、名古屋城本丸御殿玄関・表書院が一般公開されました。 オープニングセレモニーには名城小学校の6年生54名が参加。名古屋おもてなし武将隊の徳川家康の掛け声に合わせて、名古屋市長らとともに綱を引き、くす玉を割...
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2013年5月24日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第14講 大我麻・喜惣治 第10回「災害は忘れぬうちにやってくる──新川洗堰改修碑」
国道四十一号線の新川中橋から右へ曲がると洗堰だ。道はいちだんと低くなっている。庄内川をあふれた水が、新川に流れこむような仕掛けになっている。 堤防の上に一つの碑が建っている。明治十六年の九月に建てられた新川洗堰改修碑だ。碑文...
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2013年5月23日
名古屋城本丸御殿 玄関・表書院完成記念式典(2013年5月23日)
2013年5月29日に玄関・表書院が一般公開されるのに先立ち、名古屋城本丸御殿の玄関・表書院の完成記念式典が23日、名古屋能楽堂と名古屋城で開催されました。 式典では復元工事の記録映像の上映や、本丸御殿復元を記念してつくられ...
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2013年5月17日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第14講 大我麻・喜惣治 第9回「上流を見つめる除災地蔵尊──新川と洗堰」
国道四一号の庄内川に架かる新川中橋に立つと、西には養老山地が、東には瀬戸方面の山々が霞んで見えている。河原にはゴルフ場があり、大都会の一隅とは思えないのどかで穏やかな風景である。 このあたりでは、庄内川と矢田川は平行して流れ...
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2013年5月10日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第14講 大我麻・喜惣治 第8回「桜並木──新川堤防改築記念碑」
龍神社の傍らの石段を上ってゆく。石段には公孫樹の葉が一面に散っている。 堤防は桜並木だ。昭和三十年、対岸の喜惣治の堤防に、楠町が名古屋市と合併したのを記念して、六百数十本の桜の木が植樹された。比良の堤防にも、喜惣治の堤防にあ...
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2013年5月3日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第14講 大我麻・喜惣治 第7回「季節はずれのかきつばた──蛇池公園」
鬱蒼とした森の中に、一本の細い道が続いている。道の奥には天神社が祀られている。 「昼でも薄暗い、気持ちの悪い道だった。恐いものだから、あの森には子どもたちは誰も近付かなかったなあ。今の高架の下の辺に森はあったよ。」 古...
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2013年4月26日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第14講 大我麻・喜惣治 第6回「歯痛の観音さま──喜惣治観音」
喜惣治を歩いていて、一人の老人と知りあった。最初に出会ったのは、神明社の南側にある天王社だ。祠の前に立って熱心に祈っていらっしゃる。どういう神様を祀った祠であるかを尋ねたのが、知り合うきっかけであった。まず、丁寧な言葉づかいに感心...
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2013年4月24日
名古屋高速都心環状線は、江戸時代の名古屋城下を囲むように 走っている。全長は10.3km、東片端を起終点として時計まわりに 一方通行で走行する。 都心環状線周辺には、名古屋城、愛知県庁、名古屋市役所、 鶴舞公園、東別院、松...