制作状況
-
2013年8月9日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第16講 上飯田界隈 第2回「子どもたちの歓声が聞える──天然プール」
三階橋ポンプ所が建っている場所には、庄内川から取り入れ矢田川の下をくぐって流れてきた水を、庄内用水・黒川・御用水・志賀用水・上飯田用水などに分水するための大きな池があった。 石積みの護岸に囲まれ、庄内川から流れてきたきれいな白砂...
-
2013年8月7日
須成祭は、蟹江町北部の須成地区にある冨吉建速神社(とみよしたけはやじんじゃ)・八剱社(はっけんしゃ)両社の祭礼として行われる川祭で、8月第1土曜日に宵祭、翌日曜日に朝祭が行われる。 この祭は、「車楽船(だんじりぶね)の川祭」と「...
-
2013年8月5日
今年で11回目を迎える世界コスプレサミットが今年も名古屋で開催されました。7月27日から8月4日までの1週間にわたって愛知県内各地でコスプレ撮影会やパレードなどが行われました。 8月3日(土)11時から名古屋市中区錦通に設け...
-
2013年8月2日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第16講 上飯田界隈 第1回「川の立体交差──矢田川伏越」
「川が立体交差している」と聞くと、ほとんどの人はびっくりする。道路の立体交差は、あちらこちらで見て知っているが、川のそれは見る機会が少ない。しかし、ずっと昔、名古屋では江戸時代初期から造られており、こちらのほうが本家本元だ。川が地...
-
2013年7月30日
「お白石持行事」は、式年遷宮に先立ち、 清流宮川の「清らかなお白石」を拾い集め奉献する民俗行事。 奉献当日、川曳もしくは陸曳によって神域に運び入れる 各自は白布に「お白石」を包み真新しい御正殿に奉献する。 2013...
-
2013年7月26日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第15講 福徳・中切・成願寺 第9回「ドンド焼き──六所神社」
火の粉が、空に舞い上がる。紅蓮の炎の中から、神棚に正月中飾ってあった注連飾りやお札が灰となって飛び散ってゆく。 他の地では一月十四日か十五日に行われる左義長が、成願寺の六所神社では十日に行われる。四本の青竹で囲まれた中にうず...
-
2013年7月22日
今の栃木県真岡市高田にある本寺専修寺が戦国時代に兵火によって焼失したこともあり 伊勢国の中心寺院として建立された無量寿院に歴代上人が居住するようになり 本山専修寺として定着した。東西本願寺に匹敵する広大な境内を保有している。 ...
-
2013年7月21日
7月下旬の土日に行われる恒例の「関宿夏まつり」は、江戸時代の文化年間から続く伝統行事。 新所・中町・木崎地区の旧東海道を中心に、昼には一台の神輿が、夜には絢爛豪華な4台の山車が 町内を練り歩く。見どころは「屋台まわし」と呼ばれ...
-
2013年7月19日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第15講 福徳・中切・成願寺 第8回「萩の雨──矢田川堤」
矢田川が安井町の北側を流れていた頃は、堤防には松林がつづき、秋ともなれば萩の花が一面に咲き乱れる名古屋の五十景の一つに数えあげられる名勝であった。 この地に遊んだ文人の俳句を二、三紹介しよう。渡辺沙鷗は、次のような前書きと俳...
-
2013年7月12日
沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第15講 福徳・中切・成願寺 第7回「天災は忘れぬうちにやってくる──ふれあい橋」
成願寺を越えて、矢田川の堤防に上り、車が通行することのできない「ふれあい橋」を味鋺にむけて渡ってゆく。矢田川では、渡り鳥がえさをついばんでいる。川原では、すすきの穂がゆれている。のどかな眺めだ。しかし、この矢田川が大雨により堤防が...