制作状況

  • 2013年7月11日

    いにしえの香り漂う 伊賀上野城下町

    慶長13年(1608)藤堂高虎は伊予から伊賀、伊勢に移封された。大坂を攻撃するため筒井定次の城が大幅に改修されることとなった、高さ 約30メートルという高石垣をめぐらし 五層の天守閣の建設が進行していた。 慶長17年(1612)完...

  • 2013年7月8日

    伊賀流忍者博物館

    火薬の製造技術が敵方のスパイに盗まれないために、典型的な忍者屋敷では、わなを仕掛けたり、からくり廊下を使って防御していました。忍者屋敷は農民の住まいそのもので、そこに「どんでん返し」「抜け道」「隠し戸」「刀隠し」などの仕掛け・から...

  • 2013年7月5日

    沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第15講 福徳・中切・成願寺 第6回「あわれむべし断髪禅衣の像──成願寺」

    成願寺は、矢田川の堤防の真下にある。堤防の上を何台もの自動車が走り過ぎてゆく。澄みきった大空に、飛行機が一本の白い線を残して消えてゆく。墓石の林立している中を歩いてゆく。静寂そのものだ。こののどかな成願寺の里も、かつては矢田川の水...

  • 2013年6月28日

    沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第15講 福徳・中切・成願寺 第5回「木霊(こだま)──天神社」

    受験シーズンに入って、どの天満宮も大変な賑わいだ。おびただしい数の絵馬には、入学を希望する学校の名前が書かれている。なかには、子どもに内緒で、代理で母親が参拝にきている姿もみられる。 壮大な神域の天満宮でありながら、受験生の...

  • 2013年6月21日

    大浜街道 碧南市

    大浜町(現在の碧南市中心部)は、大浜湊があり古くから海運で栄えた町。高浜、刈谷へ通じる 大浜街道付近には、多くの寺院が存在する。観音寺は真言宗の寺院、三河新四国75・76番札所、 称名寺は家康公幼名竹千代命名の寺として知られて...

  • 2013年6月21日

    沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第15講 福徳・中切・成願寺 第4回「漂着の祠──乗円寺」

    矢田川が氾濫した時、流れ着いた祠が乗円寺に祀られているという話を聞いた。漂着した祠を神社に合祀するのはよくある話だ。寺に収めるのは不思議な話だと訝しく思いながら乗円寺を訪ねた。 乗円寺の東隣は幼稚園だ。幼稚園との境に、二体の...

  • 2013年6月14日

    沢井鈴一の「名古屋の町探索紀行」第15講 福徳・中切・成願寺 第3回「風さわぐ──神明社」

    大木が枝をゆるがせて鳴っている。神明社にある何十本もの大木が、強風に吹きさらされ音をたててさわいでいる。風が和(な)いでいる日には、森から一斉に聞こえてくる鳥のかしましい鳴き声も、今日は聞こえてこない。 石段をあがって、社殿...

  • 2013年6月10日

    垂井曳やま祭 

    毎年5月2、3、4日にわたって行われる八重垣神社の祭りで、この日に出る3輌の豪華な曳やまとして有名。このやまは文和2年(1353)、後光厳天皇が美濃国垂井へ難を逃れた時、そのつれづれを慰めようと、村人たちが花車3輌を造って曳き回し...

  • 2013年6月8日

    名古屋城本丸御殿とまるはち博覧祭(2013年6月8日)

    2013年5月29日に本丸御殿玄関・表書院の一般公開が始まってからの1週間で、名古屋城の入場者数が例年同時期の3倍を超す人気を見せています。本丸御殿の入口から表二之門外のテントまで入場を待つ人の長い行列ができていました。 本...

  • 2013年6月7日

    水都大垣

    大垣城を中心とした大垣市の中心部は、江戸時代の城下町の名残を残した水路が多く残って古の情緒を漂わせている。 大垣は、また俳人・松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えたむすびの地として知られている。