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一夜明けての朝祭には、宵祭りとは飾り付けをガラリと変えた5艘の船に、朝祭りの主役である旧市江村の市江車を加えた6艘の車楽船(だんじりぶね)が 登場します。 車楽船の屋台上には能の演目を表現した人形が飾られます。宵祭に参加した5艘中、先頭を行く当番車には必ず「高砂」が乗り、 その他の4艘は毎年人形が変わります。 先頭の市江車には布鉾を持った10人の若者が締め込み姿で乗り込んでいます。神社の使者による迎えを受けると布鉾を持った10人は天王川へと 次々に飛び込み、 御旅所まで泳ぎ渡り、神社まで走って、神前に布鉾を奉納します。この奉納された布鉾のしずくを患部につけると病気やケガが 治るという言い伝えがあります。 午前10時頃、6艘の車楽船が御旅所に到着し、各船に乗っていた6人の稚児らが上陸し終わると、御旅所の神輿を津島神社にかえす「神輿還御」が 行われます。 御神体の戻った本殿にて稚児による神前奏楽が執り行われると朝祭が終了します。
動画
地図
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