1930年代の名古屋は、商工業の急速な発展に伴い、「東洋のデトロイト」とも称される工業都市への脱皮を図るべく、大規模な都市基盤整備が行われた時代です。本町通の拡幅、中川運河の開削、松重閘門による堀川と中川運河の接続、鶴舞公会堂の建設など重要なプロジェクトが進行しました。1933年には市役所が現在地に移転、続いて1938年愛知県庁も市役所の南隣に移転されました。また名古屋汎太平洋平和博覧会(1937年開催)の誘致にも成功しました。この博覧会に向けて名古屋駅の笹島からの移転新築、桜通の建設(大津通まで)、東山公園の開園などが行われました。1938年の国家総動員法の施行によって戦時体制に進むなかでの 「大名古屋」への飛躍を目指した都市整備が劇的に進んだ時代です。
【動画】-中区 広小路界隈-
【動画】-中区 瓦町・南大津通・白川・大須-


