No.11 進捗する久屋大通公園再整備 June 2020

【動画】リニア時代の名古屋のまちづくりNo.11 進捗する久屋大通公園再整備

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久屋大通公園整備運営事業スタート

名古屋市では、久屋大通の再生に向け、平成29年の都市公園法改正により創設されたPark-PFI制度を導入し、2019年1月より、久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)内において飲食店・売店等の収益的な施設を設置するとともに、久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)全域にわたり園路や広場等の一般的な公園施設の整備を行ってきました。(名古屋市HP参照)

久屋大通公園北エリア・テレビ塔エリア

再開発前の久屋大通公園北エリア(桜通-外堀通)は、噴水や名古屋市の姉妹友好都市のモニュメントが置かれ、園路を歩いて楽しむ公園でしたが、オープン当時に比べて多くの方に利用されてはいませんでした。今回の整備では「都会のやすらぎ空間」をコンセプトに多くの方に利用していただける空間をめざしています。自由に遊んでいただける大きな芝生の広場を設けたり、園路を歩きながら飲食を楽しむ施設を配置し、都会の中の静かな空間で思い思いの時間を過ごしていただけるように配慮しました。北エリアおよびテレビ塔エリアのオープンは2020年7月を予定していましたが、新型コロナウイルスの発生の影響で、海外からの設備が届かないことや、密な状態を抑えるため作業員の数を制限するため、供用開始を2020年秋に延長することとなりました。

久屋大通公園南エリア有識者懇談会の提言

久屋大通公園南エリア(錦通~若宮大通)については、「にぎわい空間」をコンセプトに久屋大通再生有識者懇談会の方々に検討していただき、2020年3月に南エリアの在り方についての提言をいただきました。

まず久屋大通公園北エリア・テレビ塔エリアと錦通を挟んで接続する希望の広場。地上と地下の連続性を高めてゆき機能が必要であろうという提言がありました。

3年間の期間限定使用で2020年2月にオープンした「ミツコシマエ ヒロバス」のある場所は、サンクンガーデン(一般の道路や地盤より低い位置につくられた半地下の広場や庭園)のような空間により、上下の空間だけではなく沿道との連続性による人の流れが生まれるなどの提言もありました。

さらに南にあるエンゼル広場とエディオン久屋広場。ここでは現在でも週末にはイベントが開かれていますが、更に一体的な活用を促進するため現在あるエンゼルブリッジの幅を広げることが有効との提言や、また東側の沿道と公園に4m程の高低差が東西の回遊性を阻害しており、デッキでつなぐなどの方法で解消するなどの提言も頂いています。

地下鉄矢場町駅の上に位置する光の広場・南噴水広場は傾斜のある広場です。回遊性がここで止まることなく若宮大通を超えて大須方面へつなげるためには文化・芸術など多目的に使用できる魅力的な施設が必要だとの提言もいただいています。このような提言を踏まえて名古屋市においても久屋大通公園南エリアの今後を検討してゆきたいと考えております。

錦三丁目 25 番街区市有地等活用事業

栄交差点の北東角、錦三丁目25番街区は名古屋市と大丸松坂屋が所有しています。今回の事業では、名古屋市所有の土地を購入し、大丸松坂屋と共同で事業を行う前提で事業者を募集し、三菱地所株式会社を代表構成員に、日本郵政不動産株式会社、明治安田生命保険相互会社、株式会社中日新聞社各社が構成員となり事業を行うことになりました。約200m の超高層ビルで、上層部からホテル、オフィス、シアター、商業施設からなる地下4階、地上36階のビルになる予定です。

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