江戸時代の名古屋城下町地域
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現在の四間道と円頓寺周辺
歴史
堀川は熱田から名古屋城までの名古屋城下の西側を流れる運河です。名古屋城築城の時期に福島正則によって開削されました。堀川に架かる中橋から五条橋の西岸は、美濃路とそれに平行して四間道が通っています。四間道は1700年の大火の後に、堀川沿いの商家を火災の類焼から守るために四間(約7メートル)に広げたのが名前の由来です。当時の藩主が重要視したように豪商が美濃路沿いに軒をつらね商家の裏にあたる四間道には蔵が並んでいました。現在でも、蔵の多くは残されて 名古屋ではめずらしい江戸時代の風景を楽しむことができます。
四間道から路地を入ると疫病や火災から身を守る屋根神なども 見ることができます。円頓寺商店街は、かっては大須とならぶ歓楽街でした。
四間道界隈の今
名古屋駅に近く江戸時代の面影が残る四間道周辺は、近年名古屋のおしやれな観光スポットと して注目されています。イタリアン、フレンチ、スペインなどのレストランなどでアンテックな 風景を楽しみながら各国の味を楽しむことができます。また、円頓寺商店街には、昭和時代の面影を残したお店が並んでいます。円頓寺商店街商店街は名古屋でも最も古い商店街として栄えていましたが、1976年に名鉄瀬戸線の路線が変更され堀川駅が廃止された事や市電などの廃線もあって一時さびれてしまいました。近年、若手商店主により活性化の動きが活発になり、様々なイベントが開催されています。発展いちじるしい名古屋駅から歩いて行ける都会のオアシスとして新たな道を進んでいます。
四間道界隈の催事とまつり
お雛さまめぐりin円頓寺・四間道界隈
2月中旬~3月3日
周辺の店頭にお雛さまが飾られます。お雛さまマップを見ながら散策を楽しむことができます。
円頓寺七夕まつり
7月下旬~8月初頭/円頓寺商店街・円頓寺本町商店街
名物のはりぼて七夕飾りが出迎えます。アーケードには屋台がたくさん並び様々なパフォーマンスが行われます。
花車神明社祭
10月第三土曜・日曜/
二福神車(旧下花車町)、紅葉狩車(旧上花車町と小鳥町)、 名駅南1丁目の唐子車(旧内屋敷町)の3輌の山車が各町内を曳行し、からくり奉納を行います。
円頓寺秋のパリ祭
11月初旬土曜・日曜/円頓寺商店街
フランスをイメージさせる雑貨や花、飲食などのフリーマーケットが出店。ステージではライブ&パフォーマンスも行われます。