名古屋駅周辺  1610年~2015年

江戸時代の名古屋城下町地域

江戸時代の名古屋城下町

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現在の名古屋駅周辺

現在の名古屋駅周辺

h3>名古屋駅の歩み

名古屋駅周辺は笹島に東海道線の開通によって名古屋駅ができるまでは葦の生い茂る沼地の湿地帯でした。江戸時代初期に作られた広小路は納屋橋のあたりが西の端であり開業に向けて突貫工事で名古屋駅まで拡幅されました。東海道全通の時点でも新橋~神戸間の直通列車は日に往復4本。客車が3両、前後に荷物車が一両ずつの5両編成で運行されました。

名古屋駅の開業もあって、明治時代(1868-1912)後半から大正時代(1912-1926)にかけて周辺市町村を吸収合併 して名古屋市の人口も飛躍的に伸び、昭和時代(1926-1989)初頭には100万人を突破し東京、大阪に次ぐ大都市へと成長しました。名古屋駅の利用者も増大し新駅建設の声が高くなりました。 昭和12年(1937)笹島から北西約500mの現在地に東洋一とも呼ばれた近代的な名古屋駅が完成しました。

名古屋駅は名古屋の玄関口として戦後の名古屋市の発展に大きく貢献してきました。1987年、日本国有鉄道(国鉄)が分割民営化され東海旅客鉄道の本社が名古屋に置かれることになりました。平成5年(1993年)JRセントラルタワーズの建設のため営業を終了し長い歴史の幕を閉じました。平成11年(1999年)JRセントラルタワーズが完成。名古屋の 超高層ビル建設の口火となりました。現在は2027年のリニア中央新幹線の東京~名古屋の先行開業に向けて名古屋駅周辺の開発が急ピッチで進んでいます。

街並み紹介

名古屋駅西口は、桜通側に比べて昭和の面影を残すレトロな町並みが残っています。リニア中央新幹線の新駅建設のため開削が計画されている地域ですが、近年は アニメ専門学校なども出来て若者の街としてのイメージが定着しつつあります。秋には椿フェスタが行われています。

名古屋駅の東側、桜通と錦通の間にある柳橋中央市場は、明治時代に始まる民間の市場。鮮魚を中心に都会の一等地に位置する民間では全国最大級の規模を持っています。一般にも開放され観光客も多く訪れている名古屋の隠れたおすすめスポットです。

ゾーン1の恒例イベント

ナゴヤ・エキトピアまつり

4月下旬~5月初旬GW/名古屋駅周辺

会期中、さまざまなイベントが繰り広げられるますが、終盤には、 高校生、中学生によるメモリアルマーチングバンドなどによるエキトピアパレードがおこなわれます。

名駅 薪能

7月下旬日曜/タワーズガーデン

薪能は、野外の能舞台周囲にかがり火を焚いてその中で演目を演じる伝統芸能。 JRセントラルタワーズのタワーズガーデンに特設の会場を設置しおこなわれます。

名駅西TSUBAKIフェスタ

10月末~11月初頭土曜・日曜/南大津通/名古屋駅西

名古屋駅の西口にあたる椿町の一部を歩行者天国化して ステージイベントやコスプレ、痛車(いたしゃ)展示などを楽しむ地域のお祭り。

ミッドランドスクエア・クリスマスコンサート

12月24日・25日/ ミッドランドスクエア

金城学院中学校・高等学校の生徒による演奏会。ハンドベルの演奏などがおこなわれます。

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