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山県市伊自良地区の連柿は、伊自良大実(いじらおおみ)という細長い渋柿を串に刺して吊るすのが特徴です。伊自良大実はヘタが取れやすいため、串に刺してつるす現在の形になりました。もともとは柿渋の生産を目的にこの地域で広まったものが、時代の変化とともに柿渋の需要が減少し、干し柿へと転換していきました。
伊自良大実柿は岐阜県内で古くから栽培されている特色ある果樹であることから「飛騨・美濃伝統野菜」として岐阜県の認証を受け、地域の特産品として期待されています。
この連柿を身近に感じ、伝承につなげようというイベントが2012年11月11日・12月2日の2日間、伊自良北小学校を会場に開催されました。地元で活動するNPO法人Kaba'sFam地域活性化事業部「やまがた舎」が企画・運営し、岐阜県の委託事業として行ったものです。
第1回では柿ちぎりから、ヘタとり、皮むき、串刺し、編み上げまで一連の工程を体験し、第2回でそれらの柿を連柿に編みなおして、世界一長さにチャレンジしました。市内、市外から集まった参加者らが協力して、予定していた100串を超える150串10.07mにのぼる世界一の連柿づくりが成功しました。