和紙のふるさと 小原の四季桜 - Network2010

和紙のふるさと小原の四季桜

和紙のふるさと小原の四季桜

http://www.youtube.com/v/NYz3r41JKSo

※以下の文章は上の動画から書き起こした内容です。

― 四季桜が増えた理由
今、小原の中では3つの財産があります。1つは和紙、もう1つは歌舞伎、そして四季桜。四季桜につきましては文化・文政(1804-1830)の頃に小原北町に藤本玄碩(げんせき)という漢方医がみえて、1本名古屋の方からもらってきたのを住民が育成をしながら現在に至っています。
最初小原の住民は四季桜を増やすことを知りませんでした。挿し木で接ぐようにして1本から8000本の桜を見るにいたりました。

― 和紙づくりが盛んな理由
昔は材木を矢作川を使って筏にして木材、竹材を運んでいました。1300年以降、紙すき、養蚕(ようざん)などで生計を立てていたと思われます。
楮(こうぞ)という和紙の原料が生育するのに適した土地であったということと、トロロアオイ(紙漉きのネリとして使われる)を作付けするにもちょうどいい地域であったと思われます。

― 市場城
小原には11の山城の跡がありますが、その中で一番大きなものが市場城です。鈴木藤五郎が初代の藩主として1502年市場城を造りました。
それから90年市場城は続きましたが、最後は徳川家康によって改易され廃城になったといわれています。現在は公園になっており四季桜がたくさん植わっており観光地の1つとなっています。
市場城の殿様の菩提寺が廣圓寺、それから奥方の菩提寺が西運寺ということになっています。

― 1ヶ月間で約15万人が訪れる
四季桜を見学におみえになる方が大体11月の1ヶ月間で約15万人(2007年)、観光バスが1,000台から1,100台、乗用車が40,000台ほど。
今、四季の回廊を作っていますが、そこを散策していただく、コースを歩いていただく方が増えていまして大変ありがたい事だと思っています。

語り:小原観光協会 元事務局長 牛田朝見さん

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