三河のあじさい寺 本光寺(幸田町)
三河のあじさい寺と呼ばれる曹洞宗 瑞雲山 本光寺は、徳川家を支えた松平十四家の1つ深溝(ふこうぞ)松平家の菩提寺です。深溝松平の初代となる松平忠定公が開基となり、大永3年(1523年)に本光寺が建立されました。
東廟所は島原藩転封以降の当主(11代を除く)の墓が安置されている深溝松平家はその後、移封を繰り返し、島原藩主として明治維新を迎えました。境内の西廟所、東廟所に深溝松平家歴代当主の墓が安置されています。
6月になると山門に至る参道両側にあじさいが咲き連なり、美しい景観が出現します。あじさいは15種類約10,000本植えられており、山門への参道、寺社内各所であじさいを楽しむことができます。
また、境内には約400種5000本の椿や梅、桜も植えられており、花をつける3月、4月も花を楽しむ人で賑わいます。