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犬山祭は、当地の産土神を祀る針綱神社の行粧式であり、例祭は寛永12年(1635)尾張徳川家家老犬山城主成瀬隼人正正虎公 (なるせはやとのしょうまさとら)の沙汰で氏子が行粧の車山・ねり物を出し、以来今日迄継承されてきました。 犬山祭の主役は13輌の車山で、いずれも三層からなる豪華なものです。すべて江戸時代から伝わる「からくり人形」を操り、 「奉納からくり人形」を披露するのは全国でも唯一のものです。13輌の車山は「愛知県有形民俗文化財(愛知県指定1号)」として文化財に指定されておりま す。祭礼に曳山(ひきやま)の類を巡行する祭りの形式は、今日においても、全国各地で見受けられますが、 曳山は、それぞれの土地で「鉾(ほこ)」「山車」「屋台」「車楽」などと呼ばれており、犬山では「車山」と標記して、「やま」と言い習わされています。
(犬山観光情報サイトより)