- INDEXへ
- 九代玉屋庄兵衛氏に聞く
- 犬山祭4月初旬
- 武豊町 長尾春祭り4月中旬
- 常滑神明社・常石神社春の例祭4月中旬
- 亀崎潮干祭5月初旬
- 徳川園山車揃5月初旬
- 若宮まつり5月中旬
- 西枇杷島祭6月初旬
- 筒井町 天王祭6月初旬
- 出来町天王祭6月初旬
- 那古野神社天王祭7月
- 大足蛇車まつり7月下旬
- 挙母祭り 本楽10月
- 戸田祭 本祭10月
- 花車神明社祭10月中旬
- 鳴海八幡宮例大祭・成海神社例大祭10月中旬
- 三谷祭蒲郡市
- 宵の山車揃 2014年10月18日
- 名古屋開府400年祭-大山車まつり
- 第七回 はんだ山車まつり
2009年10月10日(土)、11日(日)、名古屋市中村区名駅5丁目の神明社を中心に3輌の山車が各町内を練り歩き、からくり奉納が行われました。
地図
より大きな地図で 名古屋の窓 を表示
以下の文章は、下花車二福神車保存会 永田哲也会長にインタビュー取材したものを要約して掲載しています。
花車神明社祭(中村区)
名駅5丁目の二福神車(旧下花車町)、紅葉狩車(旧上花車町と小鳥町)、 名駅南1丁目の唐子車(旧内屋敷町)の3輌の山車が各町内を曳行し、からくり奉納を行います。
現在、神明社の祭礼に山車が曳き出されていますが、そもそもは文政時代、三の丸天王社(現在の那古野神社)の祭礼に曳き出されていました。天王祭ではこの町内(旧広井村)から9輌の山車が天王社のだんじりに対する献灯車として参加しています。
現在、この町内には3輌の山車を残すのみとなりましたが、転売されながらも筒井町の神皇車、常滑の雷神車、浜松市の二福神車(下花車二丁目の先代の山車)の3輌の山車が現在も各地で保存されています。
明治時代に入ると三の丸天王社が城外へと移転し祭礼が衰退したため、献灯車としての役割が無くなり、各山車は地元の祭に出るようになりました。
昭和30年、名古屋まつりに山車が出るようになると、 年に2回曳き出すのは資金的にも大変ということで、名古屋まつりと同じ10月に行われる神明社の祭例に合わせて山車を曳き出すようになりました。
今年は先代の二福神車が浜松から里帰りし、約190年ぶりに町内を曳行。夜、神明社の前には4輌の山車が提灯の明かりで浮かび上がり駅前の高層ビルとのコントラストが印象的でした。
翌11日、二福神車と紅葉狩車の2輌が曳き出され、四間道を通って円頓寺商店街の中を曳行。今年で神明小学校が廃校となるため、山車は円頓寺を通って神明小学校へと曳かれ、お別れのからくり奉納が行われました。