熱田神宮踏歌神事 1月11日(熱田神宮HPより)
春きざす大地を踏んで土地の精霊を鎮め、除厄と招福とを祈る神事で、奈良時代より朝廷で行われていた踏歌節会の余風を伝えるものです。順序は、陪従(べいじゅう)が踏歌を歌い、舞人が卯杖舞(うづえのまい)・扇舞(おうぎのまい)を舞います。次いで詩頭(じとう)の詔文(しょうもん)にあわせ、高巾子役(こうこじやく)が振鼓を振ります。
詔文の文言や振鼓の音色から別名「あらればしり」「オベロベロ祭り」とも呼ばれています。また、振鼓の音からその年の豊凶を拝観者が夫々に占います。なお、午後1時からは別宮並びに大幸田神社でも神事が行われます。