岐阜出身の実業家山田才吉は、明治29年(1896)に料理旅館「東陽館」を開業した。広大な庭園や396畳の大広間を持つ巨大な娯楽施設は、 人気を呼んだが、明治36年(1903)に火災で焼失した。その後も才吉は南陽館(明治43年)、名古屋教育水族館、聚楽園(大正5年)などの 観光施設を次々と建設した。また守口漬の考案者としても知られている。
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