明治2年(1869)に尾張藩が名古屋藩と改称され、その後、同4年の廃藩置県により名古屋県、翌年には愛知県と改まった。 明治11年12月、郡区町村編制法の実施により名古屋区という行政区が生まれ、名古屋区役所が開設され初代名古屋区長に 吉田禄在が就任した。明治21年市町村制の公布により翌年10月1日、名古屋に市制が施行され、初代市長に中村修が就任。 市庁舎は栄町交差点の南西角に置かれた。しかし明治40年火災により焼失、現在の中区役所のある場所に新築された。
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