別所街道は、愛知県豊橋市から、東栄町(旧名別所)までを結ぶ道。 「花祭」は、毎年11月から3月にかけて東栄町の各地区で行われる鎌倉時代から伝承 されてきた国の重要無形民族文化財。 「て~ほへ、て~ほへの掛け声とともに40種類におよぶ舞が夜を徹しておこなわれる。
地図1
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須佐之男神社の拝殿前にある綾杉(県指定天然記念物)は、推定樹齢 400年以上といわれ、 樹高 45m、幹周 8.7mの巨木。須佐之男神社下を通る別所街道脇の三輪の石柱道標を 東に進むとJR飯田線の東栄駅がある。花祭りの鬼をモチーフに駅舎には、2011年5月1日、 喫茶店「ちゃちゃカフェ」が開店、地域の交流の場となっている。
地図2
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東栄町本郷地区には、花祭会館などの文化施設やとうえい温泉、町役場、学校などが集積している。 花祭会館は重要無形民俗文化財である「花祭り」を保存伝承する展示施設。
町役場の裏手にある別所城跡は、戦国時代に現在の東栄町 一帯を支配した伊藤氏の居城跡。 毎年秋に本郷まつりが行われ、別所街道に山車が曳き出される。
煮渕のポットホールは、町を流れる大千瀬川の下流にある河川浸食地形のひとつ。 岩盤のくぼみに入った石が水流によって回転し、長い年月の間に穴が拡大したもの。
大千瀬川の上流にある設楽城跡は、鎌倉初期の形式を残している愛知県指定の史跡。 愛知県に残る山城のうちで最古のものの一つで、三方を断崖に囲まれている。
地図3
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