名古屋城ボランティアガイド

【動画】名古屋城ボランティアガイド

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名古屋城では下記のように開園日にボランティアガイドをおこなっている。
定時出発時間:10時00分と13時30分(平日)、9時30分と11時00分と13時30分(土曜・日曜・祝日)
集合場所(出発地点):正門、東門 ガイドの案内看板周辺
ガイド時間は、約60分〜90分(ガイドは無料で、予約不要)

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シリーズ「変貌する名古屋城」Menu
①よみがえる名古屋城本丸御殿
②本丸御殿整備担当に聞く
③本丸御殿木工事
④伝統技術の継承-左官工事
⑤金具の製作と取り付け
⑥名古屋城の石垣
⑦二之丸庭園整備
⑧ボランティアガイド

✰他のシリーズもご覧ください✰

✱名古屋港から名駅へ
✱映像で綴る名古屋の400年
✱堀川と名古屋城

名古屋城の文化遺産

①正門

明治43年(1910)に旧江戸城内の蓮池御門が移築されましたが、第2次世界大戦により焼失したため、昭和34年(1959)、天守閣と共に再建されました。

②カヤの木

高さが16m、幹回りが8mあり、築城以前から自生し樹齢600年以上といわれています。初代藩主徳川義直が大坂へ出陣のとき、この実を 食べたといわれ、のち正月の祝膳にも添えられたといわれています。

③西南隅櫓

未申(ひつじさる)櫓ともいわれ、屋根 2 層・内部 3 階の櫓。西、南両面には、軍事用の「石落し」を 張り出して屋根を付けています。大正10年に石垣と共に崩壊しましたが、宮内省によって 修理復旧され、鬼瓦などに菊花紋が見られます。

④東南隅櫓

辰巳(たつみ)櫓ともいわれ、その規模、構造は西南隅櫓と同じですが「落狭間」の破風の形を異にしています。この櫓は創建当時の姿を伝えるもので、鬼瓦などに葵の紋が見られます。

⑤西北隅櫓

別名を戌亥(いぬい)隅櫓とも清須櫓とも呼ばれています。屋根は三層、内部は三階で、最上階は入母屋造り本瓦葺(ぶき)で、他の建物の古材を多く用いて建てられました。外部北面、西面に千鳥破風が作られ、「石落し」を備えています。

⑥旧二之丸東二之門

多門塀の下をくぐる埋門で、 本丸御殿の大奥へ通じる秘門で別名を「あかずの門」と言われていました。 戦災で焼失し天守閣再建時に再建されました。

⑦名勝二之丸庭園

二之丸庭園は、文政年間(1818~29)に大改造されました。西隣にある現在の「名勝 二之丸庭園」とともに、藩主常住の二之丸御殿の庭園を形成していました。「御城御庭絵図」によれば、北に権現山、その西に栄螺(さざえ)山を配し、南に大きな池を設け、その間に六つの茶席を点在させるなど広大な規模の庭園でした。明治維新になって、名古屋鎮台(のちの第三師団)が置かれ、陸軍の兵舎や訓練場を作るため権現山の南側を削ったり、池を埋めるなどしました。昭和50年(1975)、絵図に基づいて一部の発掘調査を行い、それで現れた北池、南池、茶席の霜傑(そうけつ)亭跡、北暗渠(埋設あるいは蓋をした導水路)の四つの遺構を中心に整備して「二之丸東庭園」として開園しました。

⑧本丸御殿

かつて名古屋城の本丸には、天守閣の南側に本丸御殿がありました。この本丸御殿は、近世城郭御殿の最高傑作と言われ国宝に指定されていた建物で現在、国宝になっている京都二条城の二の丸御殿と並ぶ武家風書院造の双璧と言われていました。勇壮な天守閣と優美な御殿が並び建つことで、名古屋城は城郭建築としての風格を形成しており、1930年(昭和5年)に国宝に指定されましたが、1945年(昭和20年)5月、空襲により天守閣、本丸御殿ともに焼失してしまいました。現在、2018年度全体公開に向けて復元工事が行われています。

⑨清正石

名古屋城最大の石垣石材。ここ本丸搦手枡形(からめてますがた)の石材は 黒田長政の担当でしたが、巨石であるため普請の名手加藤清正が積上げた と伝えられ清正石と呼ばれてきました。

⑩名古屋城天守閣

関ケ原合戦(1600)に勝利した徳川家康が、来るべき大坂方との決戦に備え尾張の中心であった清洲から、防衛拠点として好都合な熱田台地に遷府を決意したことで 、背後を断崖と沼地にした台地の西北端に 名古屋城の築城が開始されました。慶長15年(1610)の築城開始からわずか2年で天守閣は完成しました。太平洋戦争末期の昭和20年(1945)5月の空襲で本丸御殿ととに焼失、現在の天守閣は昭和34年(1959)に再建されたものです。

⑪乃木倉庫

第二次世界大戦中の昭和20年(1945)5月14日、名古屋空襲により天守閣、本丸御殿等は焼失してしまい ましたが、この倉庫のみは無事で、空襲が始まる前から避難させてあった障壁画の一部は現在まで残っています。

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