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村松亮太郎(NAKED代表。クリエイター)
TV/広告/MVなどジャンルを問わず活動。長編映画4作品を劇場公開、短編作品と合わせて国際映画祭で48ノミネート&受賞。 主な作品に、東京駅の3Dプロジェクションマッピング『TOKYO HIKARI VISION』、東京国立博物館 特別展「京都-洛中洛外図と障壁画の美」プロジェクションマッピング『KARAKURI』。山下達郎30周年企画『クリスマス・イブ』MV&ショートフィルム&マッピングショー、星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳『Gift -floating flow-』総合演出、『TOKYOガンダムプロジェクト2014ガンダムプロジェクションマッピング "Industrial Revolution"-to the future-』映像演出、auスマートパス presents 進撃の巨人プロジェクションマッピング「ATTACK ON THE REAL」演出、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」タイトルバックなど。映像のみならず空間全体の演出を手がける。(公式サイトより抜粋)
コメントの要約
CITY LIGHT FANTASIA by NAKED 2015年7月18日-9月27日
夜景の嫌いな方は、あまりいないと思います。夜景はロマンティックですし好きな方は多いのに,実際に見に行く機会が少ないように思われます。タワーの場合も同じで、展望台があり素敵な夜景を見れる場所ですが、街のシンボルとして見慣れているため意外と昇らなかったりするのが現実です。今回の企画CITY LIGHT FANTASIA by NAKEDがそれを見直すきっかけになれば幸せだと感じています。
仮想現実的な世界へ
2012年冬に東京駅が開業百年を記念して行ったプロジェクションマッピングはおおきな話題を呼び、世に知られるきっかけとなりました。建物がボコボコと動くことがプロジェクションマッピングではないと思います。なぜあれだけ皆さんの驚きにつながったというと、技術的な新しさというよりも体感としての新しさだったと考えています。映像がフレームから出て行ったときに何が起こったかと言いますと、建造物と映像の境界があいまいな仮想現実的な世界をつくりだした事です。
今回の試みも同じで、名古屋の夜景が広がるなかに、ちょっと魔法をかけさせていただいて現実の夜景が拡張されて夢の世界が出来上がります。プロジェクションマッピングがどうのというよりも、私は新しい映像体験であると同時にリアルな場所での体験であると考えています。