大画面でご覧になりたい方はYouTube Network2010で
-インタビューの内容を要約して記事にしています-
日本有数の芸術文化複合施設 愛知芸術文化センター
現在のオアシス21のある場所に愛知県文化会館がありました。芸術文化センターは、大きく分けて二箇所あります。ここ、栄にあるこの建物(1992年10月開館)と名城施設と呼んでいる図書館(1959年4月開館)で構成されています。
愛知芸術文化センターで一番目にあげられる施設は美術館です。愛知県の直営の施設として文化会館の時代から続いている施設です。およそ7800点の美術品を所蔵しています。芸術劇場は大ホール、小ホール、コンサートホールの 三つのホールを持っています。大ホールは本格的なオペラなども上演できる劇場で、5層構造で2500席を有しています。コンサートホールは、3層構造で1800席。地下にある小ホールは、ステージと客席を自由にアレンジできるように設計されており、実験的な舞台芸術がおこなえるようになっています。
美術館でシャガール展(企画展)をおこなった時に、ホールの方でもシャガールにちなんだコンサートとか朗読会を開催しました。これは芸術文化センターの複合施設としての特典を生かした企画だったと考えています。地下2階にあるアートプラザは、文化芸術関係の情報を発信するスペース、1階のアートライブラリーは、芸術に 関する図書、映像等を所蔵し県民の皆さんに使われています。
あいちトリエンナーレの開催
2010年に始まった、あいちトリエンナーレでは、1回目が57万人余、2回目が62万人という多くの方に来ていただきました。反応も良く、次回開催のときは是非見に行きたいとの声も多くいただきました。専門家の意見もおしなべて好評だったようです。これからの展開としては、芸術文化センターだけではなく、周辺のいろいろな文化施設と一緒になって、先頭をきってこの地域を盛り上げて位置づけの施設として頑張ってゆきたいと思っています。