【動画】日下雄介名古屋市住宅都市局長に聞く
- ウォーカブルなまちづくり INDEXへ
- ❶日下雄介名古屋市住宅都市局長に聞く
- ❷江戸時代の名古屋城下を探索
- ❸栄ウォーーキングMap
- ❹名古屋駅ウォーーキングMap
- ❺名古屋城ウォーーキングMap
- ❻名古屋東部の歴史遺産
- ❼金山・熱田の再開発
インタビュー要約
ウォーカブルという言葉は、全国でもまちづくりの考え方として広がっています。名古屋は、道路、街区もどちらかと言えば広いのですが、ウォーカブルという点においてはまだまだなのと思っています。これからの名古屋の街のありかたとしてもウォーカブルの概念を大きな軸として取り組んでいく必要があると思っています。ウォーカブルの概念ですが、そこに住んでいる方や訪れる方が居心地よく感じると同時に、人と人との交流が生まれて新たな出会いが生まれることにより、イノベーションや新たな取り組みが行われ街の発展につながる、これがウォーカブルの考え方になります。そういった街に名古屋がなるようにしたいと思っています。
これまでの名古屋のまちづくりは、名駅と栄をつなぐ横軸の取り組みが中心で行われてきました。これからは南北の軸、言ってみれば名古屋の歴史を辿るような、熱田に始まり徳川家康の築城した名古屋城にいたる歴史軸を重視して、ウォーカブルなまちづくりを進めていきたいと考えています。
リニア開業に向けた名古屋駅前のまちづくりや整備は、これからの名古屋の発展においての大前提なので、しっかりと進めてゆくつもりです。令和4年度には、名古屋駅西口のデザイン計画を公表しました。歩行者空間を広くとって、街に人が出て行く、つながって行くことをコンセプトにデザイン計画を出しました。東口も同様で、駅前から街につながってゆくことをベースに今後、具体的なデザインを作って行きたいと思っています。名古屋のまちづくりとうまく連動させながら、2027年度に向けて駅前整備を確実に進めてゆくつもりです。
正直、私は東京の出身で、大阪や福岡に比べて名古屋に対する特段の印象はありませんでした。しかし、実際来てみるとひじょうに住みやすいし、魅力的なものがひじょうに多いことに気づきました。東京と比べて街自体がコンパクトで、近い距離に多様な魅力がつまっている印象をもちました。若者が多く、おしゃれな街の栄や、歴史的な寺社も多くある半面、多国籍な雰囲気をもつ大須など、多様な魅力がある街だと思っています。担当するまちづくりの仕事を通じて、名古屋の魅力を外に向けて発信してゆきたいと考えています。
掲載映像のダイジェスト
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