- あいちトリエンナーレ2010
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- 梅田宏明「Adapting for Distortion」「Haptic」
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※以下の解説文はあいちトリエンナーレ2010のwebサイトからの引用です。
自身の作品では振付・ダンスのみならず、映像・音・照明デザインまで担う梅田宏明。 錯覚をテーマにした『Adapting for Distortion』は日本初演。幾何学的に映し出される光のラインに浮かぶ梅田のシャープな身体に、それを観る者は、自身の視界がズレ、歪み、異次元へ誘導されるような錯覚に身を委ねることになるだろう。 『Haptic』はギリシャ語の"haptical"=「触覚」を語源とする英語で「触覚的な」「触覚を喜ばせる」という意味をもつとされる。本作では、色鮮やかな照明と音の奔流に包み込まれる身体の存在が人の五感を掴んで離さず、光と音に触れることが出来るかのような快感をもたらす。
2002年に発表した『while going to a condition』がフランスのRencontres Choregraphiques Internationalsのディレクターであるアニタ・マチュー氏により、「若くて有望な振付家の誕生である」と評価され、同フェスティバルで公演。 2003年にカナダ・モントリオールで『Finore』、2004年にブラジル・リオデジャネイロで『Duo』、フィリップ・ドゥクフレのスタジオでのレジデンスの後、2007年にフランスのシャイヨー国立劇場との共同制作である『Accumulated Layout』を発表。ベルギーのクンステン・フェスティバル・デザール、ロンドンのバービカン・シアター、ローマのRomeEurope Festival、パリのポンピドゥーセンターなどヨーロッパを中心に世界各地の主要フェスティバル・劇場に招聘されている。自身の作品では振付・ダンスのみならず映像・音・照明デザインまで担当し、「振付家、ダンサーというよりVisual ArtistでありMoverである」と評価され、ダンス以外の分野からも受け入れられている。