二川宿
二川宿
二川宿周辺地図(黄線が東海道)三河国最東端の宿場町である二川宿は、白須賀宿から約3km、東海道五十三次中33番目の宿場で町並みは約1.3㎞、本陣と脇本陣各1軒、家数合わせて306軒、人数1,289の小規模な宿場でありました。
妙泉寺
妙泉寺 解説芭蕉句碑「紫陽花塚」日蓮宗の寺院 妙泉寺東海道線を超え約200m二川宿の入口にある参道を100mほど行ったところに日蓮宗の妙泉寺があります。
境内には、芭蕉句碑「紫陽花塚」があり「あちさゐや藪を小庭の別坐敷」の俳句がきざまれています。
東駒屋
東駒屋参道を東海道に戻り西に約100m進むと,右側に商家の東駒屋が見えます。江戸時代から味噌・たまり醤油を造り、現在でも赤味噌を製造販売しています。
二川宿本陣
東駒屋から150m街道をゆくと左手に二川宿本陣が見えてきます。
文化4年(1807)から明治3年(1870)まで本陣職を勤めた馬場家の遺構で、現在は改修復元工事をされ、一般に公開されています。主屋・玄関棟・書院棟・土蔵等などがあり大名や公家など貴人の宿舎の様子を現代に伝えています。
滋賀県草津市の草津宿本陣田中家(国指定史跡)と並び現存する本陣の遺構として貴重な文化財で、豊橋市が管理しています。
とくに書院棟 上段の間は、大名等の貴人が休泊する部屋で、本陣の中で最も重要な部分でもありました。
旅籠屋「清明屋」
本陣の東隣に建つ旅籠屋「清明屋」は江戸時代の旅籠の様子を再現しています。二川宿本陣の南裏手にある、二川宿本陣資料館は平成3年、二川宿ならびに近世の交通に関する資料を展示する資料館としてオープンしました。
二川本陣と旅籠清明屋
二川本陣と旅籠清明屋を映像でご覧下さい。
動画
東海道 二川宿
二川宿周辺を動画で紹介しています。