愛知の名景 vol.1 穂の国を行く - Network2010

愛知の名景 vol.1 穂の国を行く

愛知の名景 vol.1 穂の国を行く

http://www.youtube.com/v/60xY8-C9O6Y

― 豊川水系と穂の国
豊川水系は、段戸山(標高1,152m)を源流として設楽町、新城市、豊川市、豊橋市に注ぐ一級水系の本流です。
宇連川、豊川用水、海老川、巴川などの支流を持ち、全国でも屈指の清浄な水質を持つ豊川は、東三河の水源となっています。また奥三河を含めた流域の都市は文化的、経済的な一つのゾーン「穂(ほ)の国」を形成しています。

― 伊奈街道と別所街道
伊奈街道と別所街道はおおよそ豊川水系とともに南に下り三河湾沿岸の都市へと通じています。別所街道(新城市長篠城址まで国道151号に沿っている)は、長野県に入ると遠州街道と呼ばれ、飯田宿で三州街道(中山道の塩尻宿~足助・岡崎方面)に接続しています。別所街道は豊根村(愛知県の奥三河)の西端を南下、東栄町のほぼ中央を縦断し、新城市を通り、豊橋方面へと続く街道です。
一方、伊奈街道は長野県の根羽村で三州街道と分岐し、愛知県設楽町から新城市、豊川市へと続く街道で、長篠城址あたりから新城市街地まで豊川を挟みこむように別所街道と平行して進んでいます。

茶臼山高原 芝桜の丘(豊根村)茶臼山高原 芝桜の丘(豊根村)別所街道の起点である豊根村は、天龍川水系に属していますが、この街道を通じて東三河地域とは古くから交流が盛んでした。現在は茶臼山高原に芝桜を植栽し人気を呼んでいます。豊根村の南に位置する東栄町の「花祭り」は毎年11月から3月にかけて各地区で開催され国の重要無形民俗文化財にも指定されています。東栄町を下り、JR飯田線に沿って新城市に入ると湯谷渓谷の絶景が国道151号沿いに広がり長篠城址へと下ります。
伊奈街道は、長野県の根羽村で三州街道(塩の道とも中馬街道とも呼ばれる)と分岐して津具村(現設楽町)に入ります。伊奈街道をさらに南下して設楽町役場を過ぎ与良木峠を越えてて旧鳳来町(現新城市)に入り長篠城址に通じています。このあたりから豊川を挟むように新城市役所を過ぎるあたりまで別所街道と平行して進んでいます。
長篠城址を過ぎると伊奈街道の右手に織田・徳川連合軍3万8千と武田軍1万5千が雌雄を決した設楽原決戦場が現れます。歴史で有名な「馬防柵」は復元され、毎年7月には設楽原決戦場まつりが行われ、鉄砲隊の実演を含め合戦の様子を再現しています。

伊良湖岬 恋路ヶ浜(田原市)伊良湖岬 恋路ヶ浜(田原市)新城市中心部を過ぎると伊奈街道と別所街道は左右に別れ、それぞれ豊川方面、豊橋方面へと向かいます。伊奈街道は豊川市に入ると旧三河一宮を経て豊川稲荷に進み、御油から豊橋へ向かう姫街道をまたぎます。その後、豊川から分岐した豊川放水路とほぼ平行に進み、JR飯田線小坂井駅近くで東海道、平坂街道(蒲郡、幸田を経由して西尾にいたる)に合流して終ります。
一方、別所街道は東海道の吉田宿(豊橋市)を目指して南下し、吉田宿の東の入り口 東惣門で東海道と合流し、終わります。
東海道を宿場の中心部に進んだ札木町、国道259号線(田原街道)の起点から南下し渥美半島を進むと半島の南端、伊良湖岬の恋路ヶ浜に到着します。前面には雄大な太平洋が広がっています。

新豊根ダムとみどり湖(豊根村)新豊根ダムとみどり湖(豊根村)
長篠合戦のぼりまつりの火縄銃実演(新城市)長篠合戦のぼりまつりの火縄銃実演(新城市)
設楽原決戦場まつりの火縄銃実演(新城市)設楽原決戦場まつりの火縄銃実演(新城市)
豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)(豊川市)豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)(豊川市)
夕暮れの伊良湖岬 灯台(田原市)夕暮れの伊良湖岬 灯台(田原市)
浜名湖まで続く片浜十三里(田原市)浜名湖まで続く片浜十三里(田原市)

愛知の窓