武田軍と織田・徳川軍が闘った歴史的合戦にちなんで「長篠合戦 のぼりまつり」が2009年5月5日、新城市の長篠城跡で開催されました。
長篠合戦 のぼりまつり(2009年)
長篠合戦の戦没者供養関係将士の紋入りのぼりが並ぶ今回で44回目を迎える「長篠合戦 のぼりまつり」は、長篠合戦による戦没者の慰霊を目的に、関係将士の紋入りのぼりを数千本立ち並べ、合戦行列、火縄銃の演武などを行うものです。
長篠城本丸跡の広場には武将ののぼりが広場を囲むように立ち並び、広場があたかも戦場の雰囲気に包まれていました。
戦没者供養、詩吟が行われた後、会場の向かいの山からのろしが上がり、メインイベントである火縄銃隊が入場。
轟音を響かせて火を噴く火縄銃轟音を響かせて火を噴く火縄銃火縄銃は午前と午後の2回、地元の「長篠・設楽原鉄砲隊」を含む3団体が披露しました。
火縄銃を構えた隊員が引き金を引くと、轟音とともに火花と煙が噴出し、会場から驚きの声が上がりました。
火縄銃を撃つまでの手順や、火縄銃の種類に合わせた打ち方、柵を使った打ち方など、わかりやすく解説しながら演武は進められました。
動画
長篠合戦のぼりまつり 火縄銃
2009年5月5日、新城市長篠城跡で行われた「長篠合戦のぼりまつり」での火縄銃の演武の様子。
写真では伝えきれない迫力を動画でご覧下さい。